組合だより
〜豆知識〜
トップページで紹介されている味噌天神について
「味噌天神祭の模様」

熊本県の中心都市、熊本市にある味噌天神。この味噌天神にまつわる面白い伝説があります。

味噌天神は和銅6年(西暦713年)の奈良朝時代に建立され、その後、天平13年(西暦741年)に国分寺が周辺に設けられ、大勢の僧侶のために味噌蔵が建てられました。

ある年、味噌の出来が非常に悪く、困り果てた僧侶は色々と八方手を尽くしたものの、サッパリ効果があらわれず、夜も眠れず思い悩む日々を過ごしていました。しかし、ある夜、「叶わぬ時の神頼み」と一心不乱に手を合わせていると、枕神が立たれて「神社に詣でて境内にある観音笹を味噌仕込み桶に立てれば、おいしい味噌になる」とのお告げがありました。すると、お告げどおり観音笹を立てた桶の味噌はたちまち美味しく出来上がり、これを聞いた全国の善男善女は、霊験あらたかな祭神に深く帰依したと伝えられています。

今では、熊本市大江本町にあるこの神社で毎年10月25日に『味噌天神秋季例大祭』が開催され、大変な賑わいを見せ、この日参拝に訪れた人々には熊本特産の麦味噌(計200キロ)が無料で配布されています。
  
  
 
●令和5年(2023年)10月25日(水) 味噌天神例秋季例大祭について

本年は、通常行われておりました、熊本県産味噌の配布を実施いたします。
※今回は味噌汁や甘酒の配布は行ないません。


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